2018.02.12 Monday
真面目(*^^*)

インフルまだまだ猛威のなか、本日はキッズクラスが休講のため
思い立ってオーチャードバレエガラを観てきました!
世界の名門バレエ学校の生徒たちが踊りを披露する公演です。
カナダ国立、ウィーン国立、ハーグ王立、オーストラリアンバレエ付属、ワガノワバレエ、ハンブルグバレエ付属と各国が大集合!
とても皆様頑張っていて、ジュニアらしい感じがあったり、逆に良い意味全くジュニアらしくない踊りがあったりと
世界のバレエ学校の水準の高さに感動して帰ってきました。
私もキッズやジュニアを指導する教師でありますので、彼女たちの導き方を色々と考える時があります。
クラスの雰囲気がだらけてる時、おおあくびの子や出題時に他の事を考えていて順番を間違える子、おしゃべりばかりする子などがいる、、
理由を考えた時、思いあたるのは
実はバレエが嫌いだけど、親にやらされてる子、お稽古事を掛け持ちしすぎてその子自体疲労困憊だからか、と考えることもできます。
が、私は教師業をやるにあたり、そのような状況になったのには私自身教師に原因が少なくともある、と考えるようにしています。
その時の先生のカリキュラムが適切だったのか?子供を集中させるリズムでクラスがはこべていたのか?
鏡の法則。
こちらが疲れている、エネルギーが足りない、勉強不足、であれば
よいクラス環境にはならないと思っています。
本日の名門バレエ学校は、国立や王立などですから、数多あるバレエ学校でも狭き門をくぐり抜けてきた生徒たち。未来のプロのダンサーに一番近いジュニアたち。
きっと、コツコツと小さい頃からレッスンを真面目にやってきて、先生の言葉を逃さず聞いてきた子たち、しかも受け身だけではなく自発的に色々考えてバレエと向き合ってきた子たちなんだろうなぁと、想像しながら観ていました。
逆に考えると、そのように真面目に真摯にやらないとバレエってできないんだろうな、と。
劇場空間で、お客さまがいて踊りを観て頂くという環境。
お稽古事の発表会でも同じかな。
すべてが客席に伝わってしまうのですね、色んな事が隠せない、それが舞台。
真面目にレッスンをやってきた成果をもとに実力を発揮したい、曲の解釈を深めてきた、表情などに気を付けている、音を歌いながらリズムを感じたい、ポジショニングを気を付けている
などなど。
作品を通してジュニアたちの日々地道に積み重ねてきたものも一緒に伝わってきたようにかんじました。
特に頭が大きい、足が短い、股関節が固いなどなど、東洋人の骨格は不利な事が多いバレエ。
それをやってみようと思った時に、本日の選ばれしエリート生徒たちが真面目にやってとりくんでるものなんだから、私たちがダラダラやっていたらクラシックバレエ自体に申し訳ない、、
なんて思ってしまった(笑)
もちろん、プロではないならば、趣味で、お稽古事でバレエを楽しくやるというのもその通りです。
ただ、楽しむ感覚だけではクラシックバレエはできないのかなと思います。
難しい事が多いし、地道なレッスンが必要、積み重ねていかないとできない。
プロ、アマ、趣味、お稽古事と、レベルはともかく、とにかく真面目にやるのが一番の上達の近道じゃないかなあと。
という事で、さぼりがちだった自分のトレーニングやレッスンを真面目にやっていく!
指導方などフランス式、英国式、ワガノワなどなど、まだまだ勉強不足!どんどん積極的に勉強を積んでいくのだ!
と。
心に誓った1日でした(^_^;)
早速、2/23金曜日は小竹クラスを代講としてフランス式を学びにワークショップを受講してまいります
4月、8月と発表会リハ重なってきていますので、怪我や体調に気を付けながらいきましょう!
セルフケアも忘れずに。痛みがある部位がある方はほっとかずに対処いたしましょう。
対処方わからない方は教師にお声がけくださいね。